星野 by EOS20Da


湯の丸高原中腹(長野県東御市)にある「西川ペンション星の宿」に一泊して久しぶりの天体撮影をしてきた。この日は朝から小雨混じりの天候で夜の観測などまったく諦めムード。というのも天気予報でも一日中曇りとこと。そこで旧軽井沢あたりをぶらついた後、ペンションに向かうことにした。ところが昼過ぎ頃からしだいに晴れ間が広がってきた。夜になるとオーナーも驚くほどの年に数回という晴天で透明度抜群の観測日和になった。この日は千葉からやってきたという高校天文部の人たちと一緒の観測になる。10名くらいの部員の大半が女生徒で、星のロマンに誘われて入部した人たちなのだろう。
西川ペンションは天体観測ができる設備が整っていて、オーナーが天体の解説をしながら実際に星を見せてくれる。今回はこども二人を連れて行ったので、星の説明の方はオーナーに任せて、こちらは天体撮影に専念することにした。
EOS20Daを購入したもののすぐに梅雨に入ってしまうし、今夏の天候不順で今回までテスト撮影する機会に恵まれなかった。やっとのことで20Daのテスト撮影を行うことができ、ほっとしている。さて、実際の写りだが、赤の写りもなかなか良くて、天体撮影に充分耐えるデジカメであることを実証できたと思う。

北アメリカ星雲(はくちょう座)
拡大像

はくちょう座の天の川
拡大像

M20とM8(いて座)
拡大像

  西川ペンションの天体ドーム
【撮影データ】
2005/8/10
EOS20Daボディ、ISO800
Vixen GP赤道儀、自動追尾
湯の丸高原にて
北アメリカ星雲
Nikon f200m(F4)
20:38 300sec
はくちょう座の天の川
21:35 300sec
Canon EF-S18_55mmZOOM
f24mm F5.6
M20とM8
20:56 160sec
Nikon f200m(F4)