オーロラ(Aurora)



オーロラは地上100km〜500kmの高さで光っている
オーロラはオーロラ帯(オーロラベルト)と呼ばれ
る地域で見られる。磁北極、磁南極からは離れた
オーロラ銀座と呼ばれる地磁気緯度が65度〜70
度の地域で多く見られるという。逆に磁北極や磁
南極では見られない。アラスカのフェアバンクスや
カナダのイエローナイフなどがオーロラ見物の名所
として有名だ。
地磁気緯度は地球の自転軸に対して約11.5度傾
いていて、グリーンランド北西部に磁北極が位置し
ている。


  磁北極は地軸と11.5度の傾きを持っている

オーロラがなぜ光るのかはだいたい解ってきているがすべてが解かれたわけではない。
太陽の外側を取り巻く100万度とも言われるコロナからやってくるプラズマがその源と考えられている。
それが、地球を取り巻く磁気圏の後ろ側に入り込み、これが、テレビの電子銃と同様の仕掛けで明る
く輝くという。
しかし、電子銃の役目を担っているのが何なのかはまだ解っていない。

 オーロラのメカニズム

              テレビの電子銃

オーロラに関しては次の本が詳しくてわかりやすい。興味のある方は一読してみるといいだろう。
 「オーロラ(太陽からのメッセージ)」上田洋介著 山と渓谷社刊