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口径60cmの天体望遠鏡(星と緑のロマン館)

大自然の中で星と対話したり、音楽を聴いたり本当に贅沢な二泊三日の時間を白馬山麓で過ごしてきた。子供からおとなまで参加者11名のツアー。一泊目は木の香りのする貸別荘「感木」。そして二日目は標高1000mのところにある天文台で星の観測ができる小川村の宿舎「星と緑のロマン館」。

【第1日目】

白馬山麓自然園に到着したのは15時過ぎ。車から降りると、雨が降り出している。これでは、星の観測もままならない。ともあれ、ハープ演奏を楽しむゲストハウスに向う。今夜の夕食はバーベキュー。ビールを飲みながらの談笑。あたりが暗くなり始めたころ、近くで蛍が見られるというので、散歩に出かけることにした。森の木々や草むらの中で無数の蛍がほのかな光を放っている。明るさが変化しながら飛んでいる蛍がデジカメ上にその光跡を残していく。

          白馬への途中で立寄った美麻村・旧中村家住宅 
いよいよ、ハープの演奏が始まる。スモールハートのお二人、あやどんさん、そして息子と続く。ハープの響きは山間に響いて心地よい。カコちゃんのバンジョーも初めて聴く。幸せな気分に浸っていると、時間の過ぎるのも速い。この日は、曇り空で星の観測はできなかったが、宿に戻ってからは、酒を飲みながらの語らいで花が咲く。
スモールハートあやどんさん
息子


美麻村十王堂前の道祖神



蛍の光跡

【第2日目】

        木の温もりを感じる別荘「感木」

     (パンフレットより)



朝4時半に眼が覚める。昨日と打って変わって梅雨が明けたような青空が広がっている。
今日はいける。
仁科三湖の一つである青木湖に向う。
西岸の塩の道(千石街道)沿いには、佐野坂西国三十三番観音石仏が並んでいる。
ひとつひとつ表情が違っている。千手、聖、馬頭、如意輪観音像などが
木立の間や前に鎮座している。
聞こえるのは鳥の声と風の音そしてあやどんさんのハープの音・・・。
石仏の造立は文政12年、高遠片倉村の石工・伊藤堅吉の作とある。

小川村・星と緑のロマン館


天文台のある小川村へ向う。車1台がやっと通れるような細い急な坂道を上っていくと、おやき村に到着する。昼食はいろりを囲んでのおやき。今日の宿泊は、大桐高原にある「星と緑のロマン館」。宿泊施設の他に天文台とプラネタリウムがあって、星を楽しむには最高の場所だ。朝、快晴だった空も、雲が覆い始める。天文台での星の観測時間は20時〜22時の予定であるが、星が見えないためにプラネタリウムで疑似体験。解説が始まって1時間くらい経過したとき、解説員のところに携帯が鳴る。空が晴れ始めたというのだ。表に出てみると、天の川が良く見えている。まさに奇跡的な天気の急変だった。さっそく天文台の60cm反射望遠鏡で、宇宙の散策が始まった。M13(ヘルクレス座、球状星団)、こと座α星(ベガ、おりひめ星)、M57(こと座、リング星雲)、M27(こぎつね座、亜鈴星雲)、はくちょう座β星(アルビレオ、二重星)、M8(いて座、干潟星雲)M51(りょうけん座、渦巻き銀河)などを見せてもらう。1時間くらいの観測後、また曇り始める。火星が見れなかったのは残念であったが、星とのひとときの語らいができたので大満足。ここはテレビドラマ「白線流し」のロケ地でもある。(●上のリンクを張った天体は画像を見ることができます)


植物との出会い。今ごろは種類も豊富で色も形もさまざま。

おにゆり

やまおだまき

つりふねそう

やぶかんぞう

おおまつよいぐさ

うつぼぐさ

ねじばな

しもつけそう


【第3日目】
明け方の3時頃、南東の空には、赤い火星が輝いていた。明るさはマイナス2等星、いま見えている星の中では、最も明るい。
夜が明けるにつれて、北アルプスが姿を現してきた。雪が稜線に残っていて山のコントラストをつけている。
10時ころ、天文台で太陽観測。黒点とプロミネンスを見る。地球よりも大きなプロミネンスが数多く見られた。

 日時計の周りには黄道12宮が描かれていて、お互いの星座を確認しあった。

水辺にはシオカラトンボ、アカトンボ、イトトンボが飛んでいる。
   草原にはアゲハチョウ、ジャノメチョウ、アカタテハ、シジミチョウなども舞っていた。

カワトンボ

モンシロチョウ

ジャノメチョウ

アカタテハ

最後に立ち寄った高山寺・三重の塔

「道の駅・ぽかぽかランド美麻」で昼食後、お別れ

2003/07/25〜27日、白馬&小川村にて