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熱帯性の珊瑚礁海域にすむ原生動物「星砂」
    (根足虫類有孔虫目カルカリナ科)

 石灰質の殻の周囲から何本かの突起を出している姿は、まさに「星砂」である。
 とんがっている突起もあれば、金平糖みたいな形もある。あるいは突起がすべて壊れている ものも混じっている。ずーっと見ていても飽きない。 空の星が小さな流れ星となって、地上に降り注いだといった感じだ。 大きさは1〜2mm程度だが、自然が作り出した芸術品と言えるだろう。