冬の星たち




すばる
(23:42〜23:57)
10月半ばともなれば、夜半近くになると、冬の星たちが顔をのぞかせてくる。夜半前の21時頃、東の空30度くらいのところに、星が6つ7つこじんまりと集まったのが目に付くだろう。これがすばる(昴)だ。双眼鏡で見ると、もっと多くの星たちが宝石箱をひっくりかえしたように輝いているのがわかる。
23時過ぎには、オリオンが姿を現してくる。三ツ星のやや右斜め下に小三ツ星が見える。その真中の星がなんだか雲がかかったように感じるだろう。
これがオリオン大星雲。双眼鏡や望遠鏡では、その姿がさらにはっきりする。眼では難しいが、写真には写ってくれるのが、三ツ星の一番左側の星の近くに赤い雲のような物。良く見ると影になった部分が馬の首のように見えるので馬頭星雲と呼ばれている。

  バラ星雲
 (1:18〜1:30)

双眼鏡や望遠鏡では淡くて見るのも難しいが、写真には出てくれるもうひとつの星雲がこのバラ星雲だ。オリオンの左側にある目立たない「いっかくじゅう座」にある。

オリオン大星雲と馬頭星雲 
(1:33〜1:48)  

 
それぞれの画像をクリックすると、大きく表示されます
 
共通撮影データ:
2002/10/11〜12
フォトガイド自動追尾
ニコンFM2 f=200mm F4
コニカセンチュリアスーパー1600
北軽井沢にて
2002/10/13