同夜の月、土星、木星


12月14日は、ふたご座流星群の極大日。空を見上げていると速度の速い流星が見られたが、今日の目的は月と土星、木星の写真を撮ることと決めていたので、デジカメで撮影を試みた。シーイングは冬とすれば、割りといい。土星は、環の開き具合がいちばん大きい時なので、カッシニの隙間もはっきりと見ることができる。

  月齢10日の月 14日17:24 1/60sec LV25mm

  土星 14日20:31 1/8sec LV10mm
      内側の環と外側の環の間にあるのが「カッシニの隙間」
      本体には薄い縞模様が見えている。


木星 15日AM3:50 1/15sec LV10mnm  

  ブリアルドス付近 14日17:19 1/15sec LV10mm
  直径61kmのきれいな形をしているクレーターで「小コペルニクス」と言われている。

  プラトー付近 14日17:48 1/15sec LV10mm
  中が他と比べて黒っぽく平らなのが目立つ。ヘベリウスは「大黒湖」と呼んだ。、直径96km。

  クラビウス付近 14日17:33 1/15sec LV10mm
 
 直径が230kmくらいあり、クレーターの中にも小クレーターがある。周壁の高さは3600m以上。
D=200mm F=1500mm反射望遠鏡
LV10mm LV25mm
Nikon COOLPIX950
1/60sec〜1/8sec
2002/12/14〜15 自宅にて