ニュートンの反射望遠鏡(本物はどちら?)

NO.2



ニュートンが作ったとされる望遠鏡の「接眼部の向きが筒先に向かって右側なのか左側なのか」について疑問に思っているという
ことを以前に書いた。その後、ネット上から科学博物館にそのレプリカがあることを知り、さっそく上野まで出かけてきた。
博物館三階南翼の「隕石と太陽系」コーナーを入ると、左側のガラスケースの中にガリレオの望遠鏡と並んでニュートンの望遠鏡が確か
に置かれていた。展示品を見る限り、向かって左側に接眼部があるのが解る。
展示品の下に添えられていた説明は下記の通りである。



この説明文から察するところ、本物の接眼部の位置は通常のニュートン式
と同じということになりそうだ。まさか接眼部が主鏡軸の回りに回転すると
いうことは無いと思うのだが、そこまでは確かめることはできなかった。
                          (2000/10/24)












 ニュートンの反射望遠鏡(本物はどちら?)NO.1