レンズデータサンプル集 No.1


このページには、レンズ計算の基礎になるようなレンズデータサンプルを掲載していきます。
OPT98 for Windows」の練習用などにご利用下さい。



球レンズ
NO. R 間隔 ガラス 口径
物体   0    
1 5 10 BK7 10
2 -5 10 AIR 10


半球レンズ
NO. R 間隔 ガラス 口径
物体   0    
1 5 5 BK7 10
2 0 10 AIR 10


両凸レンズ
NO. R 間隔 ガラス 口径
物体   0    
1 20 2 BK7 10
2 -20 100 AIR 10


両凹レンズ
NO. R 間隔 ガラス 口径
物体   0    
1 -20 2 BK7 10
2 20 100 AIR 10


球面鏡
NO. R 間隔 ガラス 口径 非球面k
物体   0      
1 -50 -100 -AIR 20 0


放物面鏡
NO. R 間隔 ガラス 口径 非球面k
物体   0      
1 -50 -100 -AIR 20 -1


アクロマートレンズ
NO. R 間隔 ガラス 口径
物体   0    
1 86.12 2.56 BK7 20
2 -56.1 0.9 AIR 20
3 -55.45 1.79 F2 20
4 -260.49 160 AIR 20


レンズ+反射鏡
NO. R 間隔 ガラス 口径 回転 シフト
物体    50          
1 20 7 BK7 20 0 0
2 -20 20 AIR 20 0 0
3 0 0 -AIR 30 45 0
4(像面) 0 0 AIR 100 90 -20




【 データの入力・修正のしかた 】
                                       
1. 変更したいデータのところにマウスカーソルを移動して、左クリックしてください。
2. データを入力します。
3. データ入力が終わったら、【描画】か、右上の【×】をクリックするとレンズ形状を表示します。
   近軸データを表示したいときは、【近軸データ表示】をクリックして下さい。焦点距離、主要点
   などを表示します。
       
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面の曲率半径を入力します。左側に凸のときは+、凹のときはーを付けてください。
平面のときは、0を代入してください。
間隔 次の面までの距離を入力します。次の面が右にあるときは+、左にあるときはー
(マイナス)の数値を入力します。物体距離が無限遠のときは、0を代入してください。
ガラス ガラス名を入力します。登録していない名前を入力すると、空気の屈折率が適用され
るため、後でガラス登録をして下さい。        
次の面が左側にあるときはガラス名の前にーを付けます。
口径 面の直径を入力します。
非球面K 非球面係数K入力します。     
2次以上の非球面計数を入力したいときは、入力したい欄をダブルクリックして下さい。
入力画面が表示されます。
 
非球面係数の入力」                                  
通常、レンズ面は球面がほとんどですが、少ない面数でレンズの性能をあげるために
最近では2次曲面(楕円、放物、双曲)や、CDのピックアップレンズ、シュミットカメラな
どのように、さらに高次の非球面が使われるようになりました。             
このシミュレーターでは10次の非球面まで扱うことができます。必要に応じてこの機能を利用してください
                                       
 [ K:2次曲面の係数 ]
                  
 0<K<1   偏球面                 
 K=0      球面                  
 0>K>ー1 楕円面                 
 K=ー1    放物面                 
 ー1>K    双曲面  
               
                         
●A、B、C、D、E 2次以上の非球面の場合に使用する   
 
遮光径 遮光面を設定するときに使用します。遮光する口径を入力します。これを設定すると
光線追跡のときに遮光板があるように光線表示を行います。
回転 面の回転角度(゜)を入力します。左回転のときを+とします。 
シフト 面を上下に移動する量を設定します。上が+です。
有効 その面が有効であるかどうかを設定します。
         1:有効  0:無効
無効に設定すると、面の形状は表示しますが、次の面までのガラスを空気として扱う
ことができます。