再帰性反射




夜間、ヘッドライトに照らされたガードレール沿いに設置された丸い反射器や、自転車の後部につけられたものなど、「再帰性反射」という性質を利用したものが、多く開発されています。

「再帰性反射」とは、文字通り、こちらから入った光が、同じこちらに戻ってくることを言っています。
昔から良く知られていたのが、左上の「コーナーキューブ」というプリズムを利用したものです。

最近では、左下図のような、シート状のものが多く出回っています。
ガラスの小球をばらまき、表面にプラスチックのカバーをつけたものです。カバーの色を変えれば好きな色の反射光を得ることができます。現在、交通安全などの分野で使われはじめていますが、使い方によっては、いろいろな応用性を持っていると思います。