黄道12宮
太陽の通り道を黄道(こうどう)といいますが、その黄道にそって並んだ12の星座を黄道12宮星座と呼んでいます。太陽は1年かけてこの12の星座を通り過ぎていきます。
春分の日に太陽がいる場所(春分点)から30度ごとに区間を区切って、それぞれに名前をつけました。実際の星座は30度ごとではないので、12宮とは合いませんが、だいたい同じと考えていいでしょう。どの星座に惑星がいるのかなどによって、人の運勢などを占う星うらないが考え出されました。星うらないは西洋に限ったことではありません。古代中国で陰陽道(おんみょうどう)というものがありました。日本でもこの流れをくんで、奈良・平安時代に陰陽師(おんみょうじ)が活躍していました。陰陽師のスーパースターにはあの有名な「安部晴明(あべのせいめい)」がいます。



星座名 おひつじ おうし ふたご かに しし おとめ
誕生日時 3/21
〜4/19
4/20
〜5/20
5/21
〜6/21
6/22
〜7/22
7/23
〜8/22
8/23
〜9/22
12宮の名前 金牛宮 双児宮 巨蟹宮 獅子宮 処女宮 天秤宮
星座名 てんびん さそり いて やぎ みずがめ うお
誕生日時 9/23
〜10/23
10/24
〜11/22
11/23
〜12/21
12/22
〜1/19
1/20
〜2/18
2/19
〜3/20
12宮の名前 天蠍宮 人馬宮 磨羯宮 宝瓶宮 双魚宮 白羊宮

(注)12宮は約2000年前にきめたことですが、歳差(さいさ)という「地球自転軸のみそすり運動」によって、今では宮と星座の位置は星座ひとつぶんくらいずれています。おひつじ座にあった白羊宮は、現在となりのうお座に来ています。そのため実際の宮の名前と星座名は一致していません。