★高校時代から天文が好きになり、すでに40年が経過しました。その間、これといったことはしてきませんでしたが、天文分野の写真撮影にのめりこんだことは確かです。はじめての赤道儀は、微動も付いていない簡易赤道儀だったことを覚えています。口径76mmの反射望遠鏡です。それでも土星の環や木星の衛星、月のクレーターなどを見て感動したものです。しかし星雲や星団はちょっと手強くて、くやしい思いをしました。そんなことをしているうちに写真に興味を引かれていきました。そのとき、モノクロの現像法を父から教わり、天体写真の魅力にとりつかれていきます。天体写真は、写真屋さんに出すと、必ずといってもいいくらい、真っ黒に焼いてくるので、星を見るどころではありません。写真屋さんは、空は暗いものと思いこんでいるのでしょう。カラーはさておき、モノクロに関しては現像焼き付けは自分でやるべきだと今でも考えています。
私の本職はレンズ設計。おもに望遠鏡関係が多いのですが、センサー関係のレンズ設計もしています。おもしろさからいえば、センサー関係でしょうか。変わり種が多いですからね!
・都立大泉高校、東京理科大学物理学科卒
 

1989年3月21日に左の写真の天文台を埼玉県の堂平山近くの勝負平に建設して、「堂平宇宙ステーション」という同好会を発足させ、今日に至っています。会の活動は、今は停止状態ですが、適当に遊びながら星見を楽しんでいます。写真のドームは、雨漏りがひどくなり、現在は使用していません。もっぱら移動式の望遠鏡に改造し、綺麗な星空を探して動き回っています。どこか観測にいい場所がありましたら、ぜひ教えて下さい。

私が中心になって作成した鳩山ニュータウン自治会のホームページは、埼玉県情報サービス産業協会主催の「私の彩の国ホームページコンテスト」(1997年)で優秀賞を受賞しました。
このホームページは、1998年度ASAHIネット「第1回やる気コンテスト」推奨委員賞を受賞しました。
紹介記事
●「主婦と生活」1992年7月号に6ページにわたって活動の様子が紹介される。
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〒350−0313 埼玉県比企郡鳩山町松ヶ丘2−3−10
加藤 保美(かとうやすみ) 

 撮影機材紹介 

 ●実際に撮影に使用している機材をご紹介します。


はじめての天文学

「はじめての天文学」(自著 アストロアーツ編)
初心者向きの天文解説本を1991年に出しました。ソフト開発はアストロアーツの皆さんがして下さいました。今でこそパソコンソフト付の本はあふれていますが、その当時は、そのはしりだったこともあったのでしょう。おかげさまで良く売れました。

「星のささやきを聴く」(自著 エコー出版)
身近な天文現象から宇宙の話まで、やさしく解説しました。最新のすばる望遠鏡、ハッブル望遠鏡のカラー写真なども豊富に掲載。はじめて星に興味を持った方や、これから星の事を知りたい方には最適だと思います。(1999年)

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