金星の位相変化



金星は地球の内側を公転しているために、地球に近づいているときには視直径が大きく欠けた状態に見えます。太陽の向こう側に回ったときには視直径も小さく満月のように丸く見えます。この位相変化を捉えるためには月の形が変化するのと同じような周期を通して眺める必要があります。月の場合にはこれが約1ヶ月ですが、金星の場合には一巡するのに584日かかります。約1年7ヶ月ということになります。下の写真はこの位相変化を写したものです。撮影は金星の高度が高く大気の影響の少ない真昼にほとんど行ないました。

近隣の惑星の軌道 by Stellanavigator8 

大きな画像(1509×940ピクセル 281k)
Vixen FL80s 、LV7mm
Qcam_pro4000
1/50sec〜1/200sec
160〜800frames
IR_cut_filter off
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